観光庁は11月20日、観光施策と文化施策の相乗効果を発揮するため、文部科学省の外局である文化庁と包括的連携協定を締結した。2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催に伴う文化プログラムの企画、立案に共同で取り組むほか、連携して日本の魅力を海外に発信していく。
東京オリンピック・パラリンピックに向けて、両庁で連携して取り組む文化プログラムは、オリンピック憲章に記載されている。スポーツの競技大会だけではなく、開催国に文化プログラムを実施するようにうたっている。
この他にも連携、協力を進める分野として、(1)地域の有形、無形の文化財について、その価値を生かしながら観光に生かす方策(2)文化関係のイベントと観光プログラムの連携(3)インバウンドのためのプロモーション—などを挙げている。