観光庁は2月19日、2025年度の「観光振興事業費補助金（歴史的資源を活用した観光まちづくり推進事業）」において、支援を受ける事業者と事務局の公募を開始した。事業は長期滞在者やリピーター、高付加価値旅行者の誘客などにより「稼げる地域・稼げる産業」をめざすためのもの。城や社寺、古民家などの歴史的資源を中核にした地域資源を一体で活かす面的な取組や、歴史的建造物の改修、周辺環境の整備等を支援する。
事業者の対象となるのは地方自治体、DMO、民間事業者、上記3者のいずれかを中心に構成された地域協議会など。補助率は1/2で、補助上限は2億円、採択予定件数は7件程度とした。なお、準景観地区や歴史的風土特別保存地区、伝統的建造物群保存地区に指定された地域など、条件を満たす地域については優先的に採択する。
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