観光庁は、観光人材の確保・育成に関するモデル事業で、8~9月の公募の結果、渋温泉旅館組合(長野県山ノ内町)が実施する人材育成事業など4件を選定した。
モデル事業に選定されたのは、渋温泉旅館組合による「渋温泉×立教大学・次世代観光人材育成事業」をはじめ、海士町観光業魅力化協議会(島根県隠岐郡)による実証事業、東村観光推進協議会(沖縄県東村)による「やんばる東村スタートアッププロジェクト」、湯沢町山泊協議会(新潟県湯沢町)による「YUKIGUNIホイスコーレによる地域課題解決型観光教育プログラムの策定・運営と、観光教育人材の創出」。
多様な人材にとって働きやすい環境づくり、スタッフのスキルの向上などに取り組む事業を支援する。コロナ禍による離職者の増加なども踏まえて人材確保、人材育成の先進事例を創出する。