観光庁は、盆栽をテーマに訪日旅行のプロモーションを展開する。盆栽の輸出を手がける事業者、横浜植木と連携し、愛好家が多い欧州に向けてPR事業を行う。
盆栽は、日本語読みの「BONSAI」のままで浸透するなど、海外にも愛好者が多い。特に欧州には、愛好家クラブなどがあり、花きやインテリアの店舗で販売されている。
欧州の愛好家の訪日旅行を促進しようと、盆栽園や盆栽美術館、盆栽工具店などの情報を掲載したパンフレットを1万5千部製作し、販売店などを通じて配布。人気盆栽作家が訪日旅行を呼びかけるメッセージなども添える。
このほか、盆栽をテーマとした旅行ルートの提案やウェブサイト(http://www.bonsai-jp.com/)を通じた情報発信も行う。
観光庁では、これまでにも海外で事業を展開する飲食チェーンや通販会社、日本語学習教材の販売会社などと連携した訪日旅行のプロモーションを展開している。今後も官民が連携した取り組みを実施していく。