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観光庁は2月21日13時半から15時半まで、自治体向けに「第2のふるさとづくりセミナー」をオンラインで無料開催する。観光庁では「何度も地域に通う旅、帰る旅」という新しい旅のスタイルの推進のため、「第2のふるさとづくり」プロジェクトを推進しているところ。
セミナーは「継続的な来訪を促す体験商品のつくり方」をテーマに設定。実際のプロジェクト事例を交えながら、各地域の特色ある資源を活用した具体的な取組や、地域の魅力の再発見や独自の観光体験の創出、地域住民との連携や環境保護との両立などの課題への対処などを含めた観光振興のあり方を紹介する。
具体的には第2のふるさとづくりプロジェクトのモデル実証事業に参加した3地域が取り組みを紹介。福島県福島市などで取り組む「信達地方の蚕の糸が結ぶ文化と人~シルクロードが導く再来訪の仕組みづくり~」、香川県琴平町の「濃度・深度にマッチした再来訪への仕組みづくりの深化を目指す琴平町観光マーケティング実証事業」、長野県生坂村の「『自然再生で村おこし』共に学び育てる生坂村リジェネラティブツーリズム」について、それぞれの代表者が講演する。加えてクラブツーリズム取締役マーケティング本部副本部長の中村朋広氏が「来訪を促す効果的な観光体験の作り方と販売方法」をテーマにセミナーを行う。
参加は専用フォームから必要事項を記入の上申し込む。