観光庁は、国内旅行の需要開拓、国内交流市場の拡大に向けて“何度も地域に通う旅、帰る旅”の普及を目指す「第2のふるさとづくりプロジェクト」で、2024年度のモデル実証事業の実施先として12地域を選定した。深い学びや地域貢献など、ターゲットのニーズに着目した再来訪を促進するプログラムの造成などについて検証する。
モデル実証事業では、地域を訪れたことがあり、地域への理解や地域住民との交流が一定程度進んでいる層を対象に、より深い学びにつながったり、自身のスキルを地域に役立たせたりできるプログラムを造成する。来訪者が地域への愛着を深め、継続的かつ多頻度で来訪する環境を整備する。
第2のふるさとづくりプロジェクトは、コロナ下の2021年度にスタート。地域の自然や文化、産業に触れ、住民と交流することで、来訪者と地域の関係性が段階的に深まることを想定する。交流人口や関係人口の創出につなげ、観光振興だけでなく、移住・定住や2地域居住に結び付くことも期待する。
採択地域（カッコ内は申請団体）と事業名は次の通り。
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