観光庁は、訪日外国人旅行者の受け入れ環境の改善に向けて、ICTを活用した先進的なサービスを手掛ける企業を紹介するセミナーを開く。参加対象者は観光事業者や自治体など。東北会場として盛岡市で18日に開催するほか、今年度中に四国、九州での開催を予定している。
「サービス提供企業ご紹介・交流セミナー~訪日外国人旅行者の受入お悩み解決~」と題し、サービスの紹介や交流の機会を提供。インバウンドに関して「メディアの活用法が分からない」「コンテンツが不足している」「予約や問い合わせ対応が不安」「キャッシュレス、Wi―Fi環境の整備が遅れている」などの課題の解決を促す。
参加企業は、有識者などへのヒアリングを通じて選定。東北会場では、多言語翻訳チャットサービスを展開するKotozna、グランピングの企画を手掛けるゼンシン、通訳センターを提供するブリックス、Wi―Fiインフラの構築を支援するワイヤ・アンド・ワイヤレスなど12社を予定。
東北会場は18日午後1~4時、盛岡市のマリオス18階会議室で。参加無料。申込期間は13日まで。定員50人で定員に達し次第締め切る。参加問い合わせ先は、セミナー事務局(PwCコンサルティング合同会社)メール(jp_inbound_seminar@pwc.com)、TEL080(9685)4378。