観光庁は2025年1月10日、太平観光とオリオンツアーに聴聞を実施する。2社とも貸切バスに関するもの。
太平観光は2023年3月8日に実施した貸切バスを利用した旅行において、バス会社が届け出ている運賃・料金の下限を下回る金額で貸切バスを手配したことが旅行業法違反となった。
一方オリオンツアーは2022年9月0日に実施貸切バスを利用した旅行において、運送を引受けた貸切バス事業者が、運送の引受けに際して取引される手数料により、安全コストを割り込んで手数料が旅行会社に支払われたとして、道路運送法第10条違反で行政処分を受けたことに基づいたもの。
処分の内容は、太平観光が9日間の本社営業所の業務停止、オリオンツアーが業務改善命令となる見込みだ。