検討会初会合 生産性向上など課題に
観光庁は、観光地におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に向けて、有識者を委員とする「観光DX推進のあり方に関する検討会」を立ち上げ、16日に初会合を開いた。観光産業の生産性向上、観光地経営の高度化につながる中長期的な施策を議論する。議論の成果は、政府が策定するデジタル田園都市国家構想の総合戦略にも反映させたい考えだ。
デジタル技術を活用する機運が高まる中、観光庁は、DXを通じて観光産業、観光地経営における課題の解決を目指す。労働集約的な業態から他産業と比較して低い生産性、旅行形態や消費者ニーズの変化への対応の遅れなどを観光分野の課題に位置づけている。
検討会の主な検討事項は、(1)観光DXの推進を通じた観光産業の生産性向上、観光地経営の高度化などに向けた中長期的方策と将来ビジョン(2)将来ビジョン実現に向けたロードマップ―など。
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