観光庁は、今年10月に北海道倶知安町で開かれる20カ国・地域(G20)観光相会合の際に、各国代表団に有料で提供するエクスカーション(ツアー)の募集を24日に開始した。北海道を対象地域とした民間の創意工夫に富んだツアーを期待し、最大10件程度を採用する。
G20観光相会合(10月25・26日)終了後の10月27日に倶知安町を出発するツアーを代表団に提案する。日帰りまたは1泊2日以上のツアーで、原則として新千歳空港での解散とする。
申請できるのは旅行業法に基づく旅行会社(旅行会社との共同実施も可能)。体験・交流が含まれ、地域の自然、文化、歴史などに触れられるツアー内容を期待している。
国からは参加費などの補助はないが、代表団の参加があったツアーについては、「G20観光大臣会合 観光庁オフィシャルエクスカーション」として認定し、観光庁のウェブサイトなどで紹介する。
応募の締め切りは7月24日。公募要領などは観光庁のホームページに詳細が掲載されている。