
観光庁はこのほど、MICE施設の受入環境整備事業の公募を開始した。MICE施設の受入環境整備に必要な経費の一部を国が補助するもの。新たな国際MICE開催ニーズへの対応や、主催者にとって魅力の高い開催環境の実現、施設での国際MICE誘致に向けたプロモーション環境整備などをめざす。
補助対象事業は①国際会議のオンライン併用開催に対応するためのネットワーク環境整備②サステナビリティ対応に向けた整備③映像配信機能の強化④国際会議に対応した設備機能の強化⑤施設における国際MICE向けプロモーション環境整備。観光庁では具体例として、①で無線/有線LAN環境の整備、②でデジタルサイネージやLED照明機器の整備、③でスクリーンの大型化や高解像度プロジェクターの設置、④で同時通訳システムの設置、⑤で多言語対応ウェブサイトなどの整備や、バーチャル視察に対応するためのVRの導入などを挙げている。
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