観光庁は3月15日、「アウトバウンドの本格的な回復に向けた政策パッケージ」を発表した。年間出国日本人数を2019年並みの2000万人に回復させることをめざし、日本旅行業協会(JATA)や各国・地域の政府観光局などと連携して取り組む。東アジア、欧米豪、ASEANなどの各方面で、インバウンド・アウトバウンド双方の観点から取り組みを強化する「重点国・地域」も設定する。観光庁では海外旅行について、日本人の国際感覚の向上や国際相互理解の増進に資するとともに、ツーウェイツーリズムの推進を通じて航空ネットワークの拡大、ひいてはインバウンドの更なる拡大にも貢献すると意義を強調している。
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