観光庁は4月22日、「全国の観光地・観光産業における観光DX推進に関するマーケティング強化モデル実証事業」の公募を開始した。国内外からの旅行者の消費額拡大と再来訪促進による「稼げる地域」の創出をめざすためのもの。DMOまたはDMOを主体としたコンソーシアムを対象に、地域の特性や課題に応じたデジタルツールの導入による、基礎的かつ汎用性の高いマーケティング強化に取り組む実証事業を募集する。
具体的には①旅行者の利便性が低い②周遊促進が不足③再来訪促進が不足④誘客促進が不足⑤OTA掲載されているコンテンツの不足、のいずれかの特性・課題をもつ地域が対象。実証事業ではデジタルツール導入・活用における合意形成のあり方、デジタルツール・データの活用方法や持続可能なツール活用等について汎用モデルの創出をめざす。
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