米国の映画スタジオなどが加盟する業界団体「モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)」などの主催で、日本国内の映画ロケ候補地を紹介するショートフィルムのコンペティションが行われ、観光庁長官賞などの受賞作品が決まった。日米観光交流年の取り組みの一環で、受賞作品は日米関連のイベントやSNSで活用し、ロケツーリズムを通じた日米間の観光交流の拡大につなげる。
最優秀賞の「東洋のアルカディア山形県置賜地方」(制作者・田川咲貴子氏)、観光庁長官賞の「陸奥の水郷、衣川」(同・八重柏佑氏)をはじめ各賞が選ばれた。
ショートフィルム・コンペティションは、MPAと日本国際映画著作権協会(JIMCA)の主催。映画ロケ地として魅力がある地域を紹介する60~90秒の実写映像作品を募集した。応募総数は110作品に上った。審査を経て、受賞作品に対する表彰式が10月に東京ミッドタウン・日比谷で開かれた。
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