観光庁は、「何度も地域に通う旅、帰る旅」という新たな旅のスタイルの普及、定着を目指す「第2のふるさとづくりプロジェクト」について、情報交換の場となる「第2のふるさとづくり推進ネットワーク」を立ち上げる。12月中にキックオフイベントを開催する。趣旨に賛同する自治体や観光地域づくり法人(DMO)、民間事業者などに参加登録を呼び掛けている。
ネットワークは、優良事例の共有、関係省庁からの情報の収集、メディアへの情報発信、参画団体間での情報交換などに役立てる。第2のふるさとづくりプロジェクトに関心がある組織、団体であれば参加可能。設立趣意書などを確認の上、申請フォーム(https://forms.office.com/r/UzMByWRaCF)から登録する。
第2のふるさとづくりプロジェクトは、観光庁が2021年10月に開始した事業。新型コロナウイルスの影響などで、働き方、暮らし方に関する意識が変化する中、若者や大都市圏の住民などに、興味や関心に応じて特定の地域を反復・継続して訪れてもらう。地域の交流・関係人口を拡大させ、国内観光の新たな需要掘り起こし、地域の活性化につなげる。