観光庁は、2020年度から、訪日旅行誘客の重点市場にメキシコ、中東地域を追加する。重点市場は合計で22カ国・地域となる。重点市場に次ぐ位置付けの準重点市場には、ブラジル、北欧地域を追加する。
メキシコは、成田―メキシコシティ直行便があり、18年の訪日旅行者数は前年比7.9%増の6万8千人。中東地域(アラブ首長国連邦〈UAE〉、サウジアラビア、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、イスラエル、トルコ)は、富裕層市場などに注目している。
メキシコのメキシコシティ、UAEのドバイには、日本政府観光局(JNTO)の事務所開設も準備されている。
準重点市場はオランダ、スイス、ニュージーランドに、ブラジル、北欧(スウェーデン、フィンランド、デンマーク、ノルウェー)を追加する。