観光経済新聞社主催「第38回にっぽんの温泉100選」中間集計結果 草津トップも上位混戦


2位下呂、3位別府八湯 投票締め切りは10月末

 観光経済新聞社は19日、主催する第38回「にっぽんの温泉100選」の中間集計結果を発表した。中間段階のトップは前回まで21年連続1位の草津(群馬県)。2位に下呂(岐阜県)、3位に別府八湯(大分県)が入った。ただ得票は僅差で、上位は混戦模様。今後の投票いかんで順位が大きく入れ替わる可能性がある。投票は10月末まで受け付け、最終順位は本紙の年内最終号(12月16日付)で発表する。

 にっぽんの温泉100選は、旅行会社、OTA(オンライン・トラベル・エージェント)、航空・鉄道・バスなど運輸機関の社員ら「旅行のプロ」による国内の温泉地の人気投票。1枚の投票はがきに自身が薦める温泉地5カ所を記入してもらい、本社内の事務局で集計。観光関係8団体などで構成する「にっぽんの温泉100選実行委員会」の承認を得て、上位100位までを公表している。投票期間は7月から10月末までの4カ月間。はがきのほか、オンライン(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd2DPSJAVs-CzIHe7xfzGF0LDVY_LVmIi6HkRnBc2iIm2OESQ/viewform)からも投票を受け付けている。

 温泉100選に加え、温泉地の旅館・ホテルの人気投票「人気温泉旅館ホテル250選」も同時に実施。入選施設に認定証、通算5回以上入選の施設は「5つ星の宿」と称して特製の認定証を授与している。

 一連の事業には観光関係8団体と、観光庁、環境省が後援している(予定を含む)。

 中間段階のトップは2003年度から昨年度まで21年連続1位の草津が入った。質の高い温泉に加えて新たな街づくりを絶えず進める先進性が高く評価されるなど、今回も多くの得票を集めている。

 2位は前回も2位の下呂、3位は前回4位の別府八湯と、なじみの顔触れが並ぶ。

 トップ10の中では前回11位の黒川(熊本県)が9位にランクイン。前回10位の由布院(大分県)が13位に順位を下げている。

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