官民ファンドの地域経済活性化支援機構(REVIC)は3月18日付で、成田国際空港(NAA)グループのグリーンポート・エージェンシー(GPA)とDMC「プラスナリタラボ株式会社」を設立した。REVIC等が設立した株式会社観光産業化投資基盤が運営する「観光遺産産業化ファンド」が、GPAと共同出資したもの。空港と地域がともに発展する地域ビジネスの推進・持続的な展開をめざし、4月1日から順次、NAAのサポートのもと成田空港周辺地域産品を活用した物販・卸売事業、飲食事業、観光事業を推進していく。
プラスナリタラボの名称は「周辺地域と空港が一体となり、“ラボ”のように新しい取り組みに挑戦し続けることで、地域にプラスの価値を付加し続ける」との意を込めたもの。資本金は1200万円で、出資比率は観光遺産産業化ファンドが83.3%、GPAが16.7%。機構からは代表取締役として福島健之氏(REVICディレクター)と、取締役として大田原博亮氏(REVIC執行役員 マネージング・ディレクター)を派遣している。
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