観光庁は5月14日、「海外からのミーティング・インセンティブ旅行誘致に向けた地域連携支援事業」の二次募集を開始した。MICEのうちミーティングとインセンティブを対象に、コンテンツの開発・磨き上げ、ユニークベニューの活用検証、地域の知的資産の活用などを対象にした実証案件を募集するもの。
募集する実証プログラムは(1)地域の伝統産業・知的資産等を活用したミーティング・インセンティブ向けコンテンツの造成・磨き上げ(2)チームビルディングコンテンツの造成・磨き上げ(3)ユニークベニューの新規活用、夜間等の新たな活用によるモデルイベントの実施の3種類。3つの類型から1つまたは複数選択して申請するが、観光庁では「複数の要素を含んだものが望ましい」としている。事業経費の上限額は1申請当たり1500万円とした。
応募は一次募集とは異なり、地域のミーティング・インセンティブ推進協議体の構築は必須ではないが、コンベンションビューローまたは同等のDMO等の地域事業者との連携体制を構築した上で応募する必要がある。
応募期間は6月18日12時までで、必要書類を添付の上ミーティング・インセンティブ地域連携支援事務局までメールにて申し込む。公募の詳細は観光庁のホームページに記載されている。