訪日外国人「医療保険なし」が3割 観光庁が加入を呼び掛け


 観光庁は、訪日外国人旅行者を対象に、民間医療保険への加入状況などに関する実態調査を実施した。訪日旅行における病気やけがの医療費をカバーする民間医療保険の加入率は約7割だった。全体の約3割が未加入のため、主要空港におけるポスター掲示や日本政府観光局(JNTO)の外国語ウェブサイトを通じ、保険加入の必要性をPRしている。

 訪日外国人旅行者を対象に2023年度(23年10月~24年2月)にアンケート調査を実施した。国内5空港で3069人から回答を集めた。回答者のエリア別に見ると、東アジア1830人、東南アジア449人、欧米豪592人、その他198人。

 民間医療保険の加入については、「特定の場所で購入」46.2%▽「特定のサービスに付帯」23.8%▽「両方」2.6%―となっており、加入率は72.6%だった。

 「加入していない」は27.4%。理由を聞いた結果は、「認知していなかった」46%▽「必要性を感じなかった」37%▽「加入したい旅行保険がなかった」10%▽「加入手続きが分からない」「時間がなかった」など7%。

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