観光庁はこのほど、2013年の訪日外国人の旅行消費額を速報値として発表した。年間の訪日旅行者数が初めて1千万人を超えたことに伴い、旅行消費額は前年比30.6%増の1兆4168億円で過去最高となった。
速報値は「訪日外国人消費動向調査」の結果。日本を出国する外国人に空港などで聞き取り調査を実施し、全体を推計。
旅行消費額は、宿泊や飲食、交通、買い物などの旅行中支出額。年間の支出額には、パッケージツアー参加費に含まれる日本国内での宿泊や交通、飲食などの費用も計上されている。日本の航空会社や船舶会社に支払われる運賃は含まれていない。
国・地域別の旅行消費額の上位は、中国が2759億円(全体に占める割合19%)、台湾が2475億円(同17%)、韓国が1978億円(同14%)、米国が1362億円(同10%)、香港が1054億円(同7%)、タイが576億円(同4%)、豪州が521億円(同4%)。このうちタイは前年比73.7%増と伸び率が大きかった。
訪日外国人1人当たりの旅行中支出額は平均で13万6704円だった。前年の12万9798円に比べて5.3%の増加となり、過去最高を記録した。主要な国・地域別で最多だったのは豪州の21万3056円。訪日客数の多い主な市場では、中国が20万9899円、米国が17万367円、香港が14万1350円、タイが12万6904円、台湾が11万1956円、韓国が8万529円。