訪日外国人向け災害時情報提供アプリ「Safety tips」は6日、 避難勧告等の情報を多言語で提供開始した。
観光庁が監修し、アールシーソリューション株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:栗山章)が開発する訪日外国人向け災害時情報提供アプリ『Safety tips』が、避難勧告等の情報を多言語化し、プッシュ通知機能を追加しました。これに対応した新しいバージョン3.3.0を、iOS、Android共に12月6日にリリースしました。
今回のバージョンアップにより、利用者は事前に設定した地点の避難勧告等をプッシュ通知で受け取り、その内容を設定した言語で確認できるようになりました。
一人でも多くの訪日外国人の不安解消にお役立ていただけるよう、今後もSafety tipsの開発を続けてまいります。
避難勧告のプッシュ通知と詳細画面イメージ(英語)
■ Safety tipsとは
自然災害の多い日本において訪日外国人が安心して過ごせるよう、2014年10月から提供を開始した観光庁監修の訪日外国人向け災害時情報提供アプリです。国内における緊急地震速報及び津波警報、特別警報、噴火速報、熱中症情報、国民保護情報、避難勧告等をプッシュ型で通知できる他、周囲の状況に照らした対応行動を示した対応フローチャートや、周りの人から情報を得るためのコミュニケーションカード、災害時に必要な情報を収集できるリンク集等を提供しています。
対応言語 : 日本語、英語、中国語(簡体字/繁体字)、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、タガログ語、ネパール語
対応OS : iOS 9.0 以降 / Android 5.0 以上
価 格 : 無料
■ Safety tips 紹介サイト(アールシーソリューション株式会社)
■ 基本情報
アールシーソリューション株式会社
2002年8月設立。2010年11月、緊急地震速報通知アプリ『ゆれくるコール』リリース。2011年10月、降水予測アプリ『あめふるコール』リリース。2014年10月、外国人旅行者向け災害時情報提供アプリ『Safety tips』リリース。2018年から多言語災害情報配信サービス『防災クラウド』の運用を開始。ITを活用して社会の安心に貢献するシステム開発に取り組んでいる。