政府は1日に水際措置を緩和し、外国人の新規入国を再開したが、観光目的の入国は依然認めていない。観光庁はインバウンドの再開に向け、訪日団体観光の受け入れに関する実証事業を計画しているが、実施できない状態が続いている。
観光目的の入国再開について、観光庁の和田浩一長官は2月22日の会見で、「総理が会見で述べられている通り、国内外の感染状況、主要国の水際対策の状況、わが国の検疫体制の実施状況などを勘案しながら、外国人の入国全体を議論する中で政府全体で検討していく。次の課題と認識している」と述べた。
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