日本政府観光局(JNTO)ハノイ事務所は8日、ベトナムの旅行会社、航空会社を対象とした訪日旅行に関するウェブアンケートの調査結果を発表した。新型コロナウイルスの終息が前提だが、訪日旅行、日本路線の販売再開の希望時期では、来年の桜シーズンを選んだ回答が7割を超えた。
調査期間は11月5~16日。ハノイ、ホーチミン、ダナンなどに所在する旅行会社、航空会社41社の74人が回答した。
「コロナ終息後、訪日旅行・路線の販売再開の希望時期はいつか」の質問に対する複数回答の結果は、2021年桜シーズン73%▽2021年夏季32%▽2021年紅葉シーズン43%▽それ以降13%。
「訪日旅行商品の販売再開の場合、どのような商品の販売を希望するか」は、団体ゴールデンルート旅行商品67%▽団体新規デスティネーション旅行商品(チャーター便利用商品含む)64%▽インセンティブ旅行60%▽個人商品41%。
「訪日旅行・路線の再開に当たって必要なことは何か」の質問への回答は、日越両国での入国・出国制限の緩和82%▽ワクチンの完成77%▽安全宣言、ウェルカムメッセージ72%▽ツアー造成を促進する支援策(補助金・助成金制度含む)の情報66%▽査証緩和63%―などだった。