観光庁はこのほど、「訪日外国人消費動向調査」の2018年4~6月期の地域調査の結果を公表した。訪日観光客の都道府県別の訪問率は、大阪府が41.8%で1~3月期に続いてトップとなった。訪日観光客の1人当たり旅行中支出は東京都の8万1285円が最高額だった。
訪日観光客の訪問率は、観光・レジャー目的の一般客の実態。クルーズ客、業務旅行や親族・知人訪問などを除く。18年から調査手法が変更され、都道府県別のデータの精度が向上している。
都道府県別訪問率の上位10位は、トップの大阪府に次いで、東京都が41.6%、千葉県が34.1%、京都府が31.2%、奈良県が11.3%、福岡県が10.9%、北海道と沖縄県がそれぞれ7.9%、神奈川県が7.3%、愛知県が7.2%だった。
1人当たり旅行中支出の上位10位は、最高額の東京都に次いで、北海道が7万3046円、沖縄県が6万6297円、大阪府が5万7347円、福岡県が5万2222円、新潟県が4万2365円、鹿児島県が4万1256円、香川県が3万9167円、宮城県が3万8987円、愛知県が3万6373円となった。