読売旅行は8月27日、自治体向けの観光振興事業説明会をオンラインで開いた。同社が進める観光振興事業の特長や具体的内容を説明。「読売新聞グループのリソースをフル活用した、グループならではの取り組み」とアピールした。
同社は7月1日付で組織改正を実施。本社内に新部署「観光振興部」を創設した。新しい部署は街の活性化など地域の課題解決に向けたワンストップの窓口として機能。全国の営業所はこれまで行ってきた商品造成を原則行わず、観光コンテンツの開発など地方創生事業に注力する。
グループのリソースとして、世界最大の発行部数を誇る新聞をはじめ、テレビ、ウェブなどのメディア、読売巨人軍、よみうりランド、商業施設、ホール会場などを有する。観光振興事業では、これらのリソースを活用して地元情報の全国発信や関連イベントの開催、地域の課題解決を行う。
グループの出版社が商標登録する「鉄印帳」企画や、新聞販売店とのタイアップ旅行など、グループならではのツアー造成も可能としている。