読売旅行でオーケストラ海外公演の渡航・手配を担当する西山信雄氏が、オーケストラ界に貢献した功労者に贈られる第32回（2024年度）「公益信託渡邉曉雄音楽基金特別賞」を受賞した。7日、同基金が発表した。
基金は日本の指揮界の重鎮、故・渡邉曉雄氏が音楽文化に残した多大な業績を引き継ぎ、日本の音楽界の発展に寄与することを願い、1992年6月に設定。運営委員長をピアニストの渡邉康雄氏、事務局を三菱ＵＦＪ信託銀行リテール受託業務部公益信託課が務める。
西山氏は1980年読売旅行に入社後44年間、オーケストラの海外渡航公演での移動や宿泊、楽器運搬などの難しい手配業務を担当。67歳の現在もオーケストラ担当として音楽界への貢献を続けている。
西山氏は「名誉ある賞に身の引き締まる思い。今回の受賞を励みに、今後も音楽界への貢献ができるように努力を重ねていきたい」とコメントしている。
