旅行・観光業界のシンクタンクである財団法人日本交通公社は12月22日、来年の旅行市場を予測する第20回「旅行動向シンポジウム」を東京で開催する。位置情報を使った携帯エンターテイメント「コロニーな生活 PLUS」(コロプラ)を事例にIT活用の新発想によるこれからの旅行についてのディスカッションも行う。
第1部では、最新の調査結果を踏まえ、同財団主任研究員の黒須宏志氏が「旅行マーケット最新動向と2011年の展望」を示す。今後の見通しを立てる企業経営者にとって参考になる。
ユーザー数150万人のコロプラが実際の旅行への意欲を刺激しているという。第2部では「ソーシャルネットワークが拓く旅行の新たな可能性〜『位置ゲー』が仕掛ける“お出かけ”モチベーション」と題して、コロプラ副社長の千葉功太郎氏と、ヘビーユーザーとしてコロプラを応援しているリクルート執行役員の冨塚優氏が討論する。
会場は東京・大手町の経団連会館。参加費は一般が1万5千円で、同財団の賛助会員が1万3500円。募集人員は180人。申し込み締め切りは12月15日。
詳細は財団法人日本交通公社・観光文化事業部(TEL03・5208・4704)まで。