全国の信用金庫で組織する「よい仕事おこしフェア実行委員会」(事務局=城南信用金庫)は20、21日、東京都大田区の「羽田イノベーションシティ」で地域の物産と観光を紹介するイベント「日本一周マルシェ」を開いた。全国から同委員会と連携協定を締結する自治体や企業がブースを出展。特産品の販路拡大、観光客誘致へアピールした。
オープニングセレモニーで出展する自治体の中から静岡県伊豆の国市の山下正行市長は「地方の小さな市ではできない、このような機会を提供いただき感謝している。今日は地元から完熟イチゴを使ったジャムや県下一の生産量を誇るミニトマト、生で食べてもおいしい朝取れのトウモロコシ『甘々娘(かんかんむすめ)』をお持ちした。ご賞味いただければ」と特産品のPRを交えてあいさつ。
ブース出展する15団体・企業の代表もそれぞれの特産品、商品をアピールした。
城南信用金庫の川本恭治理事長は「各地の素晴らしい食がいっぱい並んでいる。知名度向上の良い機会になれば」とイベントの成果に期待を込めた。
出展者、主催者が各地の「ゆるキャラ」を交えて記念撮影(オープニングセレモニー)