日本最大級の売り場面積を持つショッピングセンター(SC)、イオンレイクタウンが2日、埼玉県越谷市の越谷レイクタウンにオープンした。「1年間で2500万人の来店」(イオングループ)が見込まれており、進出した旅行会社にとっても魅力的な“市場”といえそうだ。
JTBは旅に関連した店舗で形成された「トラベルストリート」に、JTB首都圏の海外旅行専門店、トラベランドの総合旅行販売店、JTB商事の旅行用品専門店、ジェイコム運営のカルチャー教室の4店舗を開設。「JTBグループ4社が同一エリアに同時に出店するのは初めてで、かつ最大規模」という。
海旅専門店は埼玉県初出店で、商事の「旅へ」も新しいタイプのトラベルグッズショップとして国内初出店となる。
約132平方メートルのイベントスペース「トラベルスクエア」も設け、ミニコンサートや航空会社、海外の政府観光局などによる展示イベントを実施する。2日からはJTB旅ホ連の東北支部がキャンペーンを行った。
当日はトラベランドの伊藤正人社長やJTB首都圏の石川尅巳社長らが駆けつけた。伊藤社長は「4店出店は初の試みであり、テストケース的な意味合いもある。共同販促活動はもちろんだが、競わせることで相乗効果がでれば」と期待した。
ストリートにはKNTツーリストも営業所を開設、13日までペア宿泊招待券が当たるキャンペーンを展開している。
旅行会社の集まる一角