東武トップツアーズは、農林水産省との共催で、農村型地域運営組織(農村RMO)の普及、啓発と農村RMOに取り組もうとする関係者の知見向上を目的に、「令和5年度第1回農村RMO推進研究会」をオンラインで22日に実施する。
農村RMOは、複数の集落の機能を補完し、農用地保全活動や農業を核とした経済活動と併せて、生活支援等地域コミュニティの維持に資する取り組みを行う組織。農村地域、特に中山間地域では高齢化や人口減少の急速な進行に伴い、集落機能の維持が困難になるエリアも生じていることから、広域的な範囲で支え合う組織づくりが急務となっている。
今回のセミナーのテーマは、「農用地保全のためのプロセス学習」。第1部事例発表では、釜ヶ渕みらい協議会(富山県立山町)、秋津野地域づくり協議会(和歌山県田辺市)、本山町農村みらい会議(高知県本山町)が登壇。第2部では、明治大学農学部の小田切徳美教授、全国農業会議所専務理事の稲垣照哉氏、農業ジャーナリストで明治大学客員教授の榊田みどり氏、いわて地域づくり支援センター常務理事の若菜千穂氏がディスカッションを行う。
セミナーは午後1時30分から同4時30分まで。19日まで申し込み受け付け中で、参加費は無料。申し込みはhttps://nouson-rmo.jp/seminar/01.php、QRコード。