辻静雄食文化財団は23日、「次世代リーダーシェフ育成奨学金」の30名への給付を決定したと発表した。
食分野の教育と研究に生涯を捧げた辻調グループ創設者・辻静雄の志を受け継ぎ、 2015年に設立した「辻静雄食文化財団」では、 今年度も全国の高校2年生を対象とした、 「次世代リーダーシェフ育成奨学金」の給付を行います。 このたび、 厳正な選考を経て、 2019年度(第5期)の奨学生として30名を採用いたしました。
この奨学金制度は将来、 調理や製菓の職業に就き、 食の業界で活躍することを目指し、 高等学校卒業後の進路として調理系又は製菓系分野への進学を志望している生徒を支援し、 食文化の発展に寄与する人材の育成を目的としています。 応募時には、 「料理人(またはパティシエ)を目指す“私のキャリアプラン”」をテーマに、 今後どのようにこの職業を目指し、 どのように働いていくのかなど、 将来のことを中心に作文を提出していただき、 書類審査と面接審査によって奨学生を決定しました。 当財団としては、 本奨学金の給付を通じて、 今後の高校生活の一層の充実と、 目指す進路の実現を願っております。 また、 将来、 本奨学生たちが飲食業界を牽引し、 業界全体のさらなる発展に貢献してくれることを期待します。
「次世代リーダーシェフ育成奨学金」制度概要
【給付額】 1人25万円(返還の義務なし)
【給付人数】 30名以内
【給付方法】 原則2年次の一括支給
【奨学生選考委員】
石井 英美(パティスリー「アディクト オ シュクル」)
北山 良平(株式会社阪急阪神ホテルズ)
松岡 曜子(三重県立あけぼの学園高等学校)
吉村 典久(奈良県立五條高等学校)
中村 和雄(辻静雄食文化財団 事務局)
棟方 浩一(辻静雄食文化財団 事務局)
※詳細につきましては、 公式サイトをご覧ください。
https://tsujishizuo.or.jp/scholarship/