近畿日本ツーリストは2日、内閣府主導の「未来を拓くパートナーシップ推進会議」が導入する「パートナーシップ構築宣言」を公表した。同社サプライチェーン全体の共存共栄と規模・系列等を超えた新たな連携、「振興基準」の順守などに重点的に取り組み、取引先とのより良い関係構築に努めていくとしている。
「パートナーシップ構築宣言」は、事業者がサプライチェーン全体の付加価値向上、大企業と中小企業の共存共栄を目指し、「発注者」側の立場から「代表権のある者の名前」で宣言するもの。「宣言」には、(1)サプライチェーン全体の共存共栄と規模・系列等を超えた新たな連携(2)親事業者と下請事業者との望ましい取引慣行の順守―の2点を盛り込み、中小企業の事業継続と取引適正化を後押ししていくことと定められている。
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