近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟(近旅連、西野目信雄会長)は6月26、27の両日、東京都内で若手旅館・ホテル経営者らを対象とした研修、交流企画「平成旅館塾」を開催する。テーマは人材育成。昨年は東日本大震災により実施できなかったことから、2010年12月以来の実施。近旅連では現在、広く会員の参加を呼び掛けている。
第5回のテーマは「自館の『魅力』を再発見し『チャンス』を活かす 自館発展につなげる人財育成術」。参加者の旅館・ホテルの「強み」「弱み」の洗い出しとアウトプットを行うと共に、グループ討議による他館の状況把握や視野の拡大を図る内容。渡邉和裕・平成旅館塾委員長(山水荘社長)、京田親志・ホテル秀水園専務らもアドバイザーとして参加する。
会場はホテルフロラシオン青山(東京都港区)。
参加費は宿泊費、食事代込みで1人3万8千円。
申し込みは参加申込書に記入の上、eメールもしくはファクスにて近旅連事務局に申し込む。
問い合わせは近旅連本部事務局(TEL03・6891・6829、ファクス03・6891・6875)。
平成旅館塾は近旅連会員旅館・ホテルの次世代経営者が互いに研さんを深めながら、会員同士のつながりを持ってもらおうと実施しているもので、09年以降毎年2回のペースで開催。
近旅連では今年12月にも同企画の実施を予定している。