近畿日本ツーリストは7日、東京都台東区と大規模水害時・災害時における2つの協定を締結した。
株式会社近畿日本ツーリストコーポレートビジネス（本社：東京都千代田区、社長：髙川 雄二、以下 近畿日本ツーリスト）は、2022年１月7日、「大規模水害時における住民の自主的広域避難場所確保支援及び移送手段の確保に関する協定」と「大規模災害時における台東区及び他自治体からの応援職員にかかる宿泊施設等の確保に関する協定」を東京都台東区と締結し、同日台東区役所にて締結式を行いましたので、お知らせします。
協定は、大規模水害が発生した場合に、住民が自主的広域避難場所を円滑に確保することを支援するとともに、移動手段を早急に確保する協定と、震災時も含めた大規模災害時に災害対応に従事する区の職員また他自治体からの応援職員の宿泊施設及び移動手段を迅速かつ円滑に確保する協定で、台東区の災害対応力の強化を図るため連携・協力を行うものです。
協定締結式の様子（左から台東区 服部征夫区長、近畿日本ツーリストコーポレートビジネス 社長 髙川）
【協定の内容】
・大規模水害時における住民の自主的広域避難場所確保支援及び移送手段の確保に関する協定
⑴台東区の公式ホームページにインターネット公式宿泊サイトの情報を提供
⑵自ら避難が困難な住民等が避難するためのバスの確保及び運行
・大規模災害時における台東区職員及び他自治体からの応援職員にかかる宿泊施設等の確保に関する協定
⑴災害対応に従事する区の職員の宿泊施設の確保及び移動手段の確保・運行
⑵他自治体からの応援職員の宿泊施設の確保
【締結式でのコメント】
台東区 服部区長：
「本区の災害対策の充実に必要不可欠なものであり、旅行会社ならではのノウハウや調達ネットワークを活用させていただけることを、大変力強く感じております。」
KNT-CB社長 髙川：
「当社の強みであるホテル・旅館やバス会社とのネットワークを最大限に生かし、区と連携して準備を整え、防災危機管理に貢献して参ります。」
