近畿日本ツーリスト(KNT)東北福島支店はこのほど、タイ・バンコクのホテルの現状を伝えるウェブセミナーを開催した。テーマは「インターナショナル系ホテル対策&最新情報」。KNT社員や自治体など旅行関係者が参加し、新型コロナウイルス対策を行う現地ホテルのライブ視察をしながら、現地の担当者と意見を交わした。
ウェブセミナーは、新型コロナウイルスの影響で海外旅行や訪日旅行の活動が停止する中、海外現地の状況を確認し、商品づくりに生かすことなどを目的に実施した。アジアのランドオペレーター「JTA JAPAN」の山本晃裕支店長が紹介した、タイが防疫対策として取り組む「タイ政府衛生安全基準認定制度(SHA)」や、大型ホテル「マリオットマーキースクイーンズパーク」での新型コロナ、衛生対策をライブ視察した。
山本支店長は「タイのホテル、レストラン、車両・運輸関連では、マスクの着用、距離の確保、入場者数の制限、QRコードを活用したメニューの注文など、SHA基準を徹底して守っている」と防疫対策を紹介した。
ホテルをライブ視察