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滋賀・長浜での蒔絵体験
近畿経済産業局は2月26日~3月1日、タイの旅行会社を招請し、近畿各地の地域ブランド体験などの観光コンテンツや見どころなどを知ってもらう研修ツアーを実施した。2025年の「大阪・関西万博」などを契機に来日が期待される富裕層やビジネス客に向け、地域ブランドの体験などを含めた広域周遊ツアーを造成、販売してもらう考えだ。
同局は23年度から、万博を起点に海外のビジネス客らの地方への周遊促進と消費額増大を目的に、東南アジアの旅行会社に対して、体験型産業施設に関する情報提供や現地セミナーなどを実施しており、今回の研修もその一環。
タイは訪日リピーターが多いことから、タイ旅行代理店協会の協力を受けて参加者を募集。新しい観光コンテンツや万博の受け入れ態勢などに関心のある、有力旅行会社関係者9人が参加した。
研修では座学のほか、京都、奈良、滋賀、福井の各府県の産業施設で、抹茶・煎茶の試飲や握り墨、越前和紙の紙すきなどを体験。1日にはAOTS関西研修センター(大阪市)で関西のランドオペレーター6社とのビジネス交流や2025年日本国際博覧会協会などから万博関連の情報提供を受けた。
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