近畿経済産業局は、顕彰事業「はなやかＫＡＮＳＡＩ魅力アップアワード」で、2025年の大阪・関西万博期間中やその前後に来訪する訪日客、関西在住の外国人を対象に、「ＳＤＧＳ達成」「Ｓｏｃｉｅｔｙ5.0の実現」に貢献する、関西の魅力向上や万博の機運醸成につながる事業の募集を始めた。
16年に創設された同アワードは7回目。関西地区での優れた外国人受け入れ環境整備への取り組みを表彰し、先進モデル事例として広く発信、周知することで、他地域での取り組みの機運醸成を促し、インバウンド観光需要の取り込みによる地方創生とグローバル人材・企業の誘引を後押しするのを目的に実施してきた。
コロナ禍後の訪日客数の急速な回復と、万博の外国人客見込み数約350万人を受け、第7回は2025年日本国際博覧会協会が後援、万博開催テーマの「いのち輝く未来社会のデザイン」のもと、万博が目指す「ＳＤＧｓ達成」「Ｓｏｃｉｅｔｙ5.0の実現」に貢献する、（1）万博などを契機に関西を訪れるインバウンドをひきつける事業（2）在外外国人向け居住・生活サポートの事業―を募集する。
応募対象は福井、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山の2府5県と、三重、鳥取、徳島各県で実施されている事業で、実施主体は営利団体、非営利団体を問わない。自治体、個人による事業も対象とするが、万博開催期間までに実施のめどが立っていない事業は応募できない。
応募は同アワードホームページの専用シートに必要事項を記載の上、同アワード事務局のメールで受け付ける。応募期間は5月10日まで。
