近畿6府県(和歌山、奈良、兵庫、大阪、京都、滋賀)は1日に、九州7県(福岡、大分、佐賀、長崎、宮崎、熊本、鹿児島)は2日に東京都内で観光情報交換会を開催した。各府県は旅行会社やマスコミなどに向け、旅行需要回復期を見据えたさまざまな観光情報を発信した。
奈良県「奈良まほろば館」の古川義富美館長は開催に当たり、「この2年間、コロナ禍で観光は大きなダメージを受けたが、ようやく活動を再開できる時期を迎えた」と振り返り、「エリア割やブロック割が始まり、今月にはインバウンドが再開するなど、観光にとって良い状況が戻りつつある。3年ぶりのリアル開催で、時期に合った情報を伝えていきたい」と意気込みを述べた。近畿、九州のいずれも、今年度は今回を含め情報交換会を3回開催する予定。