近畿6府県はこのほど、都内で旅行会社らを集め、観光情報交換会を開いた(写真)。共通テーマである「花・華・はなのある近畿」にちなみ、春の観光シーズンに向けた情報を発信した。
奈良県は桜の名所・曽爾村をPRした。村には、国の天然記念物「屏風岩」のふもとに山桜が咲く屏風岩公苑がある。見ごろは例年4月中旬で、5月上旬まで屏風岩や桜をライトアップする。
和歌山県は「電車に乗っていちご狩り」のイベントをアピールした。和歌山電鉄貴志川線で貴市駅まで利用の場合は、いちご狩り料金が2割引きとなる特典がつく。
21日から始まるのが滋賀県の「国宝・彦根城築城400年祭」。会場の周辺には堺公園のバラ園、はなショウブ園があり、回遊ルートとして売りこんでいた。
京都府は10日から21日まで行われる「東山花灯路」を紹介。清水焼や京銘竹など5種類の露地行灯約2400基を設置し、観光客を幻想ムードに包み込む。
大阪府は4月13日に大鳥神社で開催される「花摘祭」を取り上げた。また、兵庫県は、マアマゴの稚魚「花垂れ」を紹介した。