万博需要取り込みへ 沖縄エリアの事業拡大も
近鉄グループホールディングス(HD)は11月20日、メディアとの懇親会を開いた。コロナ後初の東京開催となり、同社代表取締役会長・都司尚氏、同代表取締役社長・若井敬氏をはじめ、グループ各社の代表者10人が、一般紙・専門紙各社に対してグループの取り組みをPRした。
冒頭、近鉄グループHDの若井社長が登壇し、同グループの事業概要を紹介。今後については、来年開催を控えている大阪・関西万博へ向けた取り組みや、沖縄エリアへの事業拡大、伊勢志摩・奈良エリアでのPR活動に注力すると説明した。
万博に向けた取り組みでは、グループ全体で連携し、新たな需要を確実に取り込む施策を実施していくと強調。「近鉄けいはんな線は夢洲駅まで直通開業する予定のほか、当社ターミナルの上本町、阿部野橋、天王寺からシャトルバスを運行する。近鉄百貨店では万博期間中、オフィシャルストアも出店する予定だ」と話し、近畿日本ツーリストやクラブツーリズムとも連携して特別な旅行商品も造成すると説明した。
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