経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の8月分速報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、遊園地・テーマパーク(TP)が前年同月比67.8%減の249億8800万円と、11カ月連続で減少した。ゴルフ場とゴルフ練習場の2業種は増加した。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が66.2%減少。入場者数は一般が59.0%、団体が91.1%それぞれ減少し、全体で61.0%減少した。
ゴルフ場は0.6%増の78億3700万円と6カ月ぶりに増加。利用料金収入が1.9%、利用者数が10.4%それぞれ増加した。
ゴルフ練習場は10.6%増の24億8700万円と2カ月連続で増加。利用者数が12.0%増加した。
ボウリング場は42.0%減の9億900万円と14カ月連続で減少。利用者数が44.2%減少した。
パチンコホールは21.7%減の2343億1200万円と14カ月連続で減少した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高は、全てが前年同月を下回った。結婚式場が70.9%減と、最も大きく減少。フィットネスクラブが29.1%減少した。