経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の9月分確報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、ゴルフ練習場のみ前年同月を上回った。遊園地・テーマパーク(TP)は58.9%減の238億9900万円と、12カ月連続で減少した。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が55.9%減少。入場者数は一般が52.7%、団体が80.3%それぞれ減少し、全体で54.8%減少した。
ゴルフ練習場は1.6%増の26億8500万円と、3カ月連続で増加した。利用者数が6.2%増加した。
ゴルフ場は13.9%減の79億7900万円と、2カ月ぶりに減少。利用料金収入が12.3%、利用者数が6.5%それぞれ減少した。
ボウリング場は28.4%減の9億円と、15カ月連続で減少。利用者数が29.7%減少した。
パチンコホールは22.4%減の2134億7500万円と、15カ月連続で減少した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高は、全てが前年同月を下回った。
結婚式場業が69.3%減と、減少率が最も大きかった。