青函トンネルを抜けた新幹線が最初に停まる北海道・木古内駅から車で30分の知内町小谷石。夏休みに入り、断崖絶壁が続く矢越(やごし)海岸と「青の洞窟」が道南の秘境として人気だ。
小谷石漁港から10人乗りの小型船で海岸に沿って15分ほど走ると、切り立った断崖にポッカリと口を開ける洞窟が現れる。洞窟の中にはエメラルドブルーの神秘的な世界が広がり、夏の暑さも吹き飛ぶ。
約1時間半のクルージングでは、船長によるガイドトークのほか、古くから道南に伝わる松前神楽の「龍笛」の演奏も行われる。運航は10月上旬まで。
エメラルドブルーの世界が広がる「青の洞窟」