道後温泉旅館協同組合(愛媛県松山市、大木正治理事長)はこのほど、温泉と周辺資源を活用した観光と文化、健康づくりプログラムを企画、情報発信する「道後湯けむり倶楽部」を発足させた。「倶楽部」のネット会員を一般から募り、会員専用のオリジナルプログラムを参画旅館が企画。携帯電話サイトを通してプログラムの情報を発信する。組合は同企画で地域に愛される温泉地を目指すとともに、全国からの観光客増加を図りたい構え。
プログラムの一部「着物で歩く道後温泉と日本料理のテーブルマナー」は、ボランティアガイドの案内で道後散策を楽しむプランで、昼食込みで5500円から。「レディースプラン『マドンナの休日』」は、鯛めしを盛り込んだ会席料理を部屋食で楽しむとともに、湯上がりの足つぼマッサージ20分コース、色浴衣貸し出し、伊予かすり小物プレゼントが付く。1万1700円から。
6月4日にネット会員登録開始セレモニーが行われ、中村時広・松山市長が会員番号1番で登録した。