JTBは3月18日、道頓堀ナイトカルチャー創造協議会、NTTドコモと共同で、大阪・道頓堀で観光DXの実証実験「道頓堀XRパーク」を開始した。道頓堀商店街・とんぼりリバーウォークにARのデジタルコンテンツの仕掛けを組み込み、現地でしか体験できないリアルとバーチャルが融合したエンターテインメント体験を提供するほか、ウィズコロナでも安心して飲食や買い物ができる情報を発信する。
2025年の大阪・関西万博を見据えた実証実験。道頓堀エリアの来訪価値向上や商店街の回遊促進を図り、観光客や地元民に新しい楽しみ方を提案する。
期間中は、バーチャル空間上で道頓堀の周遊やゲームを楽しめる「バーチャル道頓堀」を展開。その一つ、「道頓堀ARフォトミュージアム」は、街並みや風景にスマートフォンをかざすと、1970年大阪万博当時の写真や2025年大阪・関西万博のイメージ画像、大阪のエンターテインメントイベントの写真展を閲覧できる。
戎橋で道頓堀川に向けてスマホをかざすと、釣竿が出現し、フィッシングゲームを楽しめる「道頓堀川ARフィッシング」や、商店街の店舗で入店前に混雑状況やCO2濃度をスマホにARで表示する「道頓堀センシングAR」も展開する。実証実験は、4月10日まで実施。