米国の有力旅行メディア「ナショナルジオグラフィック」が10月に発表した「Best of the World 2025(2025年に行くべき世界の旅行先25選)」に金沢が選出された。金沢が「本物の日本」を体験できる旅行先として評価されている。
日本政府観光局(JNTO)によると、アクセスの良いロケーションに加え、茶屋街、兼六園、武家屋敷街、金箔を使った工芸体験などの魅力が評価された。
JNTOは「金沢が選ばれたことは、日本の地方が観光地として認知されている証左」として、「今回の選出を弾みに、旅行消費額の拡大と地方誘客促進に向けて、引き続き日本各地の魅力の発信に取り組む」としている。
「Best of the World」は、ナショナルジオグラフィックの旅行専門家チームとナショナルジオグラフィックの旅行専門誌「NATIONAL GEOGRAPHIC TRAVELLER」の国際編集チームによって選出された旅行先リスト。毎年、家族連れ、グルメ愛好者、動物好き、冒険者など、あらゆる人に向けた旅の魅力を体験できる世界の旅行先が選ばれている。
今年「2025年に行くべき世界の旅行先25選」では、最新のコンテンツを提供する新しい場所や、古典的な場所が提供している新しい魅力が取り上げられた。さらに、地元住民にも旅行者にも有益な体験ができ、訪れる人々が歓迎され、環境や地域社会をサポートできるという観点も重視されたという。