すしロボットメーカーの鈴茂器工(東京都練馬区)は9、10の両日、33回目となる恒例の製造実演展示会「スズモフェア2019」を東京都豊島区のサンシャインシティ文化会館で開いた。フードビズ主幹の神山泉氏などによる特別セミナーも開催し、約500人の参加を集め、盛況のうち幕を閉じた。
宿泊施設や飲食業界関係者らを対象に、シャリ玉、おむすび、のり巻き、いなりずしの製造用ロボット・機器を中心に多彩な製品を展示。また、ふっくらとしたご飯を盛り付ける「シャリ弁ロボ」をブッフェ形式で使えるとし、宿泊施設などにPRした。
同フェアではロボット・機器だけでなく、シャリボックスなどの資材製品に加え、グループ会社であるセハージャパンの食中毒予防・ウイルス対策製品、共同出展各社の関連製品なども展示された。
スズモフェアは今回の東京会場を皮切りに、11月の仙台会場まで開かれる。
今後の予定は、6月18、19日=広島「広島産業会館」▽9月3、4日=大阪「マイドームおおさか」▽10月2、3日=名古屋「ウインクあいち」▽11月7、8日=仙台「サンフェスタ」。
展示会会場の様子