日本に鉄道が開業して今年で150年。JTBは7月29日、JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州の協力を得て、北海道から九州まで鉄道で巡るツアー発売した。鉄道150年の歩みの中で誕生した、新幹線や観光列車などを乗り継ぎ、日本各地の世界遺産を訪問し、日本の魅力を再発見できるという。
JR6社共同による「鉄道開業150年キャンペーン」に合わせた企画。ツアー名称は「鉄道開業150年記念 JR6社を利用して北海道から九州へ『話題の観光列車と世界遺産でつなぐ日本周遊の旅8日間』」。人気の観光列車JR四国の「伊予灘ものがたり」やJR西日本の「etSETOra」などに乗車。JR九州のD&S列車「36ぷらす3」では10月から運行を開始する「新・月曜日ルート」(金の路)博多―佐世保間に乗車する。
北は青森の「三内丸山遺跡」(21年世界遺産登録)など近年話題となった日本の世界遺産を訪れる。世界遺産「グラバー園」では、特別にグラバー園名誉園長バークガフニ氏が歴史講座と国の重要文化財を案内。東京ステーションホテルでは「鉄道開業150年記念の特別メニューのディナーと東京駅の歴史に触れるホテル館内ツアー」を実施する。
来年2月21日に催行。基本の旅行代金は110万円(2人1室の場合)。