「長崎県を2倍楽しむキャンペーン」を展開している長崎県は9月1日、キャンペーンの認知度向上のため、東京都内でPRイベントを実施する。金子原二郎知事自ら参加、キャンペーンレディらと一緒になってチラシやノベルティ(贈答用小物)などを配布する。
キャンペーンは県内観光業界の回復に向け、観光活性化緊急対策の1つとして展開中。メーンは県内の旅館・ホテルに泊まった観光客を対象にした「総額2億円プレゼント」。
具体的には、(1)ペア5千組に県内宿泊券(1泊2食1万5千円分)(2)450人に長崎発着離島(五島、壱岐、対馬)パック旅行(3)ペア250組にハウステンボスのホテルヨーロッパ宿泊券──などのほか、20人に長崎発着の海外パック旅行をプレゼントするという大盤振る舞いだ。「プレゼント提供により、県内に直接効果が及ぶよう配慮した」と県観光推進本部は強調する。
キャンペーンには300を超える宿泊施設が参加しており、観光客はこれら施設で応募はがきをもらい投函する。応募期限は来年2月末まで。
1日のイベントはJR有楽町駅前と東京交通会館で行う。知事のあいさつのほか、坂本龍馬と岩崎弥太郎に扮しての観光PRトークショーやクイズ抽選会などが予定されている。